わーるどかっぷ狂躁曲(Vol.1)

わーるどかっぷ狂躁曲　（Vol.1)

　おっとその前に代表決定だーい。　えっっっっっ．．．俊輔を外すの？　そんで小笠原を入れるの？　今年の試合でちょっとだけ試しただけで、あれで合格なの。福西も三都主もあんなもんでいいの？　高原なしで点が取れるの？　西澤、鈴木じゃ本当に笑われるぜ。

　とにかく驚きです。無理に理屈をつければ、つけられないことはないけどさ、結局最後の最後で迷っちゃったのね。本当は自信を無くしちゃったんでしょ。だから帰って来ないのね。

　ベテランの復帰もいいけど、結局最後は守備的な布陣になった。これも自信の低下が原因ね。ということで、日本の攻撃はいよいよ中田一人に頼り切ることになった。もう何が何でも中田に頑張ってもらうしかない。なんだ、４年前とちっとも変わらないじゃないか。

■前夜祭（その１）　ワールドカップの思い出　(1982年)　　１９８２年のスペイン大会を見に行った。ワールドカップは７０年代から日本でもテレビで放送されており、世間の（サッカー界に限るが）認知もそれなりに高かった。それでも当時としては相当思い切った決断であり、相当な変わり者でなければできない旅行だが、それ故ツァーには日本中から極めつけのサッカーキチガイが参加した。　当時の世界からすればなんで日本人が来てるんだと不思議がられたが（そう思われていると信じていただけ）、あの渦中に入ってしまえば国なんか関係ない。どこの国民だろうがサッカーが好きならば誰とでも意気投合し、一緒に世界最高のプレーに酔った。　でも本当のことを言えば、試合を見ることよりも、あの世界中が沸き立つお祭り騒ぎに、僕らもちょっとだけ参加させてもらいたかったのさ。
	楽しむためには当然、地元チームを応援する。旗を振ってるだけで幸せでしたな。
スタジアムの周りにはこうしたグッズを売る出店がずらりと並んでいて、大会の雰囲気を盛り上げる。日本だって出店のないお祭りなんて考えられないでしょ。（これを禁止するなんて、何にもわかっちゃいないんだよね）
	今も昔もイングランドのサポーターは裸になって歌を歌う。これをフーリガンと間違えるようじゃホスト国失格です。　（当時はまだおとなしかったな）
旗も帽子も出店で買うのが当たり前。
	派手なペイントで登場するイタリア人のサポーター。こういう連中も大会を盛り上げるためには絶対に必要。おのぼりさんは嬉しくって、さっそく一緒にポーズ。
大会はイタリアの優勝で幕。決勝戦の夜は世界中が幸せにつつまれるのです。（準優勝の国を除いて．．．）
さていよいよ我々がホストになるわけです。がんばって盛り上げましょう。