◆街はワールドカップであふれてる

　思えば最初にワールドカップを見に行ったときには、街にワールドカップのデコレーションがあるだけで感激していた。店のショーウィンドウにサッカーボールが置いてあるだけでキャーキャー言ってたのを思い出す。

　それが今じゃ地元の商店街にもワールドカップの旗だらけだもんなあ。まさに天国だなあ。こんなことは一生に一度だろうなあ。幸せだなあ。

◆ドイツのフェラー監督に批判

　１９９０年に２度目の優勝を飾って以来、それまでの活躍が嘘のような低落を見せているドイツだが、今回の前評判もまたパッとしない。負傷者続出でとても優勝を狙うなんて言えない状態だが、それでもメディアの批判は監督に向けられる。フェラー監督も本当なら逃げ出したい心境だろうが、記者会見には出席して苦しい弁明をしているとか。
　そうだよ、監督はすべての責任を取るのが商売なんだから、苦しくても逃げちゃいかん。ここへ来てトルシエへの信頼は大きく揺らいでいる。本番で下手な采配なんかしたら、隠れて成田を出国するなんてざまになっちゃうぞ。

◆ロナウドのポジション

　ブラジルのロナウドが少し下がり目のポジションを取るかもしれないとの記事。絶頂期のバルセロナ時代は、ハーフウェイラインあたりでボールを受けると、そこからトップスピードのドリブルでDFを切り裂き、あっという間にシュートまで行ってしまう場面が多かった。あの恐るべしドリブルを見せるなら、トップに張っているより少し下がり目の方がいいかも。
　ワールドカップで語り草になるようなスーパープレーを見せてほしいものだ。

◆スポンサーチケット大流出？

　すでに報じられているように、チケット市場が活気づいている。考えてみればこれほど商品価値の高いものならば、どんな販売方法を取ろうが市場に流れ出るのは避けられない。これが資本主義というか自由市場経済の宿命か。
　それにしてもスポンサーチケットが多すぎる。まだ余ってるらしいじゃないか。
　一方でそのスポンサーチケットを有効に活用してチケットをゲットしている者もいて、それはそれで賢明な方法ではある。運を当てにして泣いてる奴よりは頭がいいよな。

◆注目の選手

　マスコミではいろいろ言われているが、このサイトの読者なら本当にスゴイのはどの選手だかもうお分かりだろう。そう、それはウルグアイのレコパだ。
　とにかく、一人でなんとかしちゃうことができる唯一の選手。その驚異はジダンやフィーゴを上回っている。シュートレンジが恐ろしく広く、どこからでもゴールを狙っている。FKもベッカムに肩を並べるほどの精度を誇り、高速ドリブルもロナウド並。ひょっとしたらフランスは彼に煮え湯を飲まされることになるかも。日本ではイマイチ知名度が低い彼であるが、今大会で一躍スーパーヒーローになる可能性は大きい。

　一部の人には知られていることだが、僕は昔からウルグアイのファン。ブラジルともアルゼンチンとも違う独特のボールタッチとリズムは、サッカー通を唸らせる。最近は例の如くチームはパッとしないが、底力だけはある。フランスはともかく、デンマークやセネガルなどは軽く一蹴してもらいたいのだが、正直なところ苦戦するだろうな。レコパを３試合しか見られないのは誠に残念であります。

◆ジダン、インザーキ他、負傷者続出

　あれほど心配してたのに、どうしてこうなっちゃうのかしら。やっぱ疲れてるのかなあ。小野もあわやと心配させたが、どうやら問題なさそう。あー、こわいこわい。
　ちなみに、チケット持ってるあなたが運良く交通事故に遭っても、チケットが無駄にならないように全力で協力する用意がありますのでご安心を。

◆日本 v.s. スウェーデン戦

　結局FWの決定力不足は４年前と変わらず、というかもっと下がってるかもしれない。中田へ期待することは、今やスルーパスではなくシュートになった。それもミドルシュートならいざ知らず、もっと泥臭いシュートをも打たなくてはならない。これははっきり言って彼には負担だろう。こうなるくらいなら俺が最初から言っていたように、彼をボランチにして小野や中村を前で使えばよかったのだ。彼だって監督がそう言えば、勿論それに従うって言ってるのに。ああ．．．．．．．。　まあ今さらぼやいても遅い。やめよう。
　FWのシュートがたった１本じゃあ、攻撃に明るい見通しがまったく立ちませんね。１トップ下の森島には期待したのだが、いいパスが入らなかったなあ。彼はやはり３人目として突っ込まなきゃだめなのかなあ。
　こうなったらベルギー戦は引き分けで充分満足しなくちゃな。

◆わが地元の隠れた盛り上がり

　僕の地元の横浜市営地下鉄は、ちょっと強引とも思える不思議な盛り上がりを見せている。とはいえ、いったい誰が盛り上がってるのかさっぱり見えてこない。
　以下、写真にて。

　というわけで、ぴったり！３２ある市営地下鉄の駅が分担して出場各国を応援しているのです。ちなみにこれはまだ誰も知らない情報ですが、決勝の日の夜には、優勝チームを応援した駅のホームで盛大な祝勝会が開かれ、駅利用者には樽酒が振舞われるという噂です。もちろん優勝チームの面々もそろって出席するはずです。こりゃすげーぞ。

◆ベルギー 対 九州選抜　（5/24)

　BSフジで放送したよ。CSでも放送したのかな。九州選抜とは九州のJリーグとJFLからの選抜で、知ってる名前はいない。
　試合は３分に右のクロスをソンクがドンピシャで合わせて先制。ベルギーの一方的な内容は当然だが、攻撃のアイデアが貧弱で守備を崩せない。クロスの精度も低いし、競り勝ってもGKの好守にあい得点できず。前半にPK、後半にオウンゴールで追加点をあげたのみで、決定力のなさをさらけだした。ウィルモッツ、ワレムらの主力は温存。
　底力はうかがえるが、うまさはない。どうみても魅力に欠けるチームだが、強力な守備と強引な攻撃で予選を勝ち抜いてきたんだな。これなら日本は大丈夫だ．．．なんて楽観視するほど僕は脳天気じゃないです。最後は個人のパワーがモノを言うからな。
　途中、FWのソンクがGKと交錯して右足首を痛めた。変な倒れ方をしたのでちょっとハラハラしたが、歩いてベンチに下がったので大したことはないと思う。ライバルとはいえ怪我だけはしてほしくないね。

◆カメルーンは何しに来た？

　まったく日本に着いたばかりでろくに寝てないのにもう試合。明日はまた神戸に移動でしょう。これで予定通り富士吉田へ移動なんてことになったら、選手のコンディションはいったいどうなるんでしょう。この辺で何が一番大事なのかはっきりさせておかないと、大事な大会がメチャクチャになってしまう。
　自治体の思惑なんてクソくらえ。予定は未定。とにかくじっくり腰を据えて準備しなさい。

◆ついに解禁！チケット市場大雪崩　(5/23)

　いずれこうなるとは予想していたが、これで僕にも希望が湧いてきた。チケットショップやオークションで値段が高騰するのは困るが、なかには良心的な値段で譲りますという方もいるだろう。さっそくネットでサーチしなきゃ。ああ、ブロードバンドが恋しい。

◆カメルーンやっと到着　(5/23)

　それにしても引っぱること引っぱること。昨夜は１時までテレビをつけていたが、結局ニュースでは放送できなかった。とにかく無事に中津江村には入ったようなので一安心。
　来日するだけでこれほど苦労するような、どこか頼りなさそうなカメルーンなんて、情にもろい日本人には格好の話題だ。早くコンディションを整えて活躍すればチームの人気は大ブレークだな。

◆アイルランドに大激震　(5/23)

　サイパンでゴルフ三昧してるかと思ったら、とんでもないことが起きた。信じられない話だが、大黒柱のロイ・キーンが出場しないんだって。それもスタッフとの衝突が原因で。いったいアイルランド国民はこれをどう受け取るのだろうか。黙って諦めるのか？

◆イングランドから８千人　(5/23)

　フーリガンとは呼ばれないフツーのファンだけでも相当数来日するそうだ。当然、裸で街を練り歩き大声で歌い踊り跳ね回ること必至。みんなびっくりするだろうなあ。警備が過剰にならないことを祈る。といっても、これも無理な話だな。

◆マラドーナ来るか？　(5/23)

　麻薬の前科があるマラドーナの来日は許可されるのか。今や見るも無残なデブに過ぎないが、永久欠番までもらっちゃあじっとしているわけにはいかないよな。ワールドカップを盛り上げるためにも、ここは日本政府も寛大な措置をするっきゃないぞな。

◆アイマールにも注目　(5/23)

　アルゼンチンといえばバティ、クレスポ、ベローン、落選したサビオラなどが有名だが、スペインのバレンシアを優勝に導いた指令塔、アイマールを忘れちゃ困る。最近のプレーは本当に切れている。はたして彼はトップ下に入るのだろうか。注目していきたい。

◆今さらシュート特訓　(5/23)

　サッカーの指導では、やることがなくなったらシュート練習でもさせろと、昔からよく言われている。まあ、シュート練習なら飽きないだろうという無責任な考えなのだが、日本代表にやられちゃあなあ。とはいえ勝負の行方はつまるところシュートの良し悪しで決まっちゃう。極論すればFWはシュートさえ入れれば他に何もしなくてもいいのだ。そう考えると、日本のFWはつくづく余計なことをしすぎる。バティの爪の垢でも飲ませたい。

◆チケット交換にぎやか

　とあるウェブサイトではすでにチケット交換等のメッセージが満載ですね。あるところにはあるある。まだ充分間に合いそうです。いったいどうなるんでしょう。

◆カメルーンの強行日程

　いよいよカメルーンが中津江村に到着する。しかしその後の日程がすごい。すぐさま神戸へ飛んでイングランド戦。もどってまたすぐ静岡へ行って試合。ほとんど村にいないじゃん。
　この分ではさらなるスケジュール変更は必至。今後もカメルーン情報には目が離せない。

◆またしてもチケット騒動が勃発

　４年前に続いて今回もチケット騒動が勃発。前回の教訓を生かしたつもりが逆効果をまねいている。だいたい一枚ずつ名前を記入するなんてことするから時間がかかるのだ。この失態を謝罪する意味でもJAWOCは「身分照会は諦めます」って言うべきである。
　身分照会さえなければ、土壇場でチケットが手に入る可能性があるぞ。

◆ワールドカップはテロの標的になるか

　結論から言うと、ならない。なぜなら、テロリストだってワールドカップはとても楽しみにしているからだ。もしワールドカップを妨害しようものなら、それこそ全世界から袋叩きにあうこと必至。なんでもかんでもテロって騒ぐのは、ワールドカップに興味がないアメリカくらいのものだ。戦争だってワールドカップ休戦するくらいなんだぞ。ま、アメリカ代表は注意するに越したことはないが、アメリカ代表チームに注目してる国なんて、ほとんどないよ。

◆試合日は学校が休み

　いくつかの開催自治体では試合の日は学校を休みにするとか。やるなあ。それならいっそのこと日本の試合の日は全国的に休みにしたらどうか。
　えーと、４日の午後６時というのはサラリーマンにとってはほぼ観戦不可能。１１日の金曜日は昼間の試合だから、その日は仕事にならない。やはり休むしかない。仕事する奴は非国民と呼ばれてしまう。そういう差別的な発言は好きではないが、社長さんの人格が疑われることは確かだな。休暇をくれなくても、正々堂々と休むと言えば、その人は周囲の尊敬を集めること間違いなし。

◆フランスにさらにFW追加

　攻撃陣が豊富フランスに、さらにシス．．．ではない（古いな）、シセというおじさんみたいなストライカーが登場。イングランドの得点王、セリエAの得点王（だよね？）がそろっているというのに、本当に贅沢なチームだよ。

◆アルゼンチンフーリガン発見の誤報？　（5/21)

　わははははは。外国人を見たらフーリガンと思えってか。確かに欧州や南米に比べて日本のサッカー文化は１００年遅れている。彼らからすれば日本はまさに未開の地だ。むしろ用心する必要があるのは彼らの方だな。竹やりで刺されないだけよかったね。

◆キャンプ地自治体の職員が自殺　（5/21)

　まったく笑えない。地方のお偉いさんたちが誰にそそのかされたのか勝手にキャンプ地誘致を叫び、面倒なことは下っ端に押し付ける。藤枝というサッカー名門の地でありながらこれだ。ワールドカップをビジネスでしか考えられないバカどもに試合を見る権利はない。

　だいたい経済効果が高いなんていうのは大嘘だ。サッカーファンにとってワールドカップとは、一生懸命に貯め込んだ財産を一気に散財する経済効果大損失と決まっているのだ。
　すなわち、開催地やキャンプ地になった自治体が大赤字になってこそ、ワールドカップは成功したといえるのである。

◆カメルーンが来なくても．．．　（5/21)

　さすがに覚えた中津江村という名前。（場所は知らないけど）　下手をするとカメルーン代表はバスで通過するだけなんてことになったりして。でも、これだけ騒がれれば訪れる報道陣やらファンやらの数も相当な人数になっているんだろうな。それならそれで経済効果はある程度は上がっているのでしょうよ。
　村も有名になったし、立派な施設もできたし、主役が来なくたってこれはこれでものの見事にワールドカップで大騒ぎできたじゃないですか。あとはゆっくり試合を楽しみましょうよ。大事なことはサッカーを楽しむことなんだから。そんな沈痛な顔しないでくださいな。

◆日本が勝つためには　（5/21)

　TBSで中西が言っていた。勝つためには先制点が不可欠だって。そうか、とりあえず先に点を取ればいいんだな。なるほどな．．．じゃあ普段はいつ点を取るつもりでやってんだ？
　こういう解説をしてるからバカにされるんだよ。サッカーってのはね、いつだって先に点を取りたくてやってんだよ。解説で金貰ってんなら、どうやって先に点を取るか言ってみろ。ま、言ったところで思うようにいかないことくらいわかってるけど。あーあ、先に点が取れればこんな楽なことはないよ。